現場のリスクヘッジに自動化を

私たちは、食品衛生検査や創薬など、ライフサイエンスに関する事業分野に特化した自動化システムの開発を行っています。

秤量や分注・希釈、撹拌といった作業を自動化することで、人手不足による作業者の負担増加やヒューマンエラーによる品質のバラツキ、汚染物質からの曝露など、現場における様々なリスクの低減に貢献します。

柔軟なカスタマイズ対応により、お客様のご要望に即応した自動化システムを提案することができます。

ライフサイエンス装置事業

ライフサイエンス分野向け自動化システム開発

ライフサイエンス装置事業を行っている当社関東事業所(埼玉県入間市)は、ライフサイエンス分野向けの自動化システム開発において豊富な実績を持つ株式会社ライフテックを前身とし、当社はその卓越した技術と経験を継承しています。

秤量や分注・希釈、ロボット制御といった要素技術によって分析・測定などを行う自動化システムを開発し、研究機関や大手食品メーカー様の品質管理部門を中心に多数の納入実績があります。

Tips│ライフサイエンス(事業領域)とは?

ライフサイエンスは、生物学や生化学、環境科学など様々な研究を通じて生物への理解を深めることで、医療分野のみならず、食の安全や環境問題といった社会課題の解決を図る学問分野です。

ライフサイエンスを応用した事業としては医薬品や食品の開発、農作物の品種改良、環境汚染物資の浄化などがあり、当社ライフサイエンス装置事業では、これらの事業を行う企業・研究機関を対象とした自動化システムの開発を通じて、次のような課題解決を支援しています。

  • 人手不足の解消
  • 品質の安定化(QCの向上)
  • 感染・被曝リスクの低減
  • トレーサビリティへの対応

要素技術

関東事業所では、ライフサイエンス分野のモノづくりに特化した、高度な要素技術を保有しています。

分注・希釈

専用ソフトウェアによる分注量の制御と、吐出量を正確に調整できるプランジャーポンプによって、高い分注精度を実現します。

蓋開閉

容器の形状やサイズ、嵌合方式に合わせて設計を行います。適切なトルク制御により確実な開閉動作が可能です。

ロボット制御

メーカー各社のロボットに対応。SCARAをはじめ、直交ロボットや人協働ロボットによる自動化のご提案も可能です。

秤量

秤量データの取得や、秤量値に応じた希釈液の分注などを行います。A剤とB剤を混ぜた際の履歴管理や、生産管理データとの同期も可能です。

各技術の詳細やその他の技術については、ライフサイエンス装置事業サテライトサイト をご覧ください。

製品ラインアップ

微生物検査前処理自動化システム

微生物検査や生菌数検査の前処理工程を自動化する装置です。

高度な手作業を必要としない簡単な操作で、検体の秤量から希釈液の分注、段階希釈、培地への滴下までのプロセスを自動化。

高い正確性と作業再現性により、試験精度の向上が図れます。

卓上型自動化システム

大型装置は設置スペースが足りない、導入コストがかかりすぎるといった声にお応えし、必要最低限の機能を搭載した卓上型自動化システム[DTPシリーズ]を開発しています。

2025年現在、分注、シャーレ印字の2モデルをラインアップ。
今後もシリーズ展開を予定しています。

ライフサイエンス装置の製品ラインアップはこちら

サテライトサイト

ライフサイエンス装置事業に関する詳細は、サテライトサイト[PMT Life Science]をご覧ください。製品ラインアップに加え、要素技術やこれまでの納入実績などについてもご紹介しています。

下のバナーからサテライトサイトに遷移できます(新しいタブが開きます)。

Outerリンク

lifescience.pm-t.com