あらゆるメーカーの各種フィルム培地に対応!
シンプル操作と高い作業再現性で試験精度の向上に貢献します!
フィルム培地対応 微生物検査前処理装置は、食品微生物検査などの品質管理工程における前処理工程を自動化する装置です。
ストマック袋に検体を入れ、装置にセットするだけで、検体の秤量、検体の重量に応じた希釈液の分注、ストマッカー処理、段階希釈、フィルム培地への滴下、スプレッド処理までを自動で実施。
高度な手作業を必要としない簡単な操作で、高い正確性と再現性をお約束します。
フィルム培地対応 微生物検査前処理装置の特徴
1. シンプル操作を追求
装置に検体とフィルム培地をセットし、制御用PCから運転開始ボタンを押すだけで、一連の工程を自動で行います。
オペレーターの技能や熟練度を問わないシンプルな操作によってヒューマンエラーを低減し、作業効率の向上に貢献します。
2. 高い汎用性
ソフトウェアは多様な段階希釈、播種枚数などに対応。
フィルム培地も各メーカーの製品に対応しているため、お使いの培地を変更する必要はありません。
工程フロー
検体の採取(オペレーター作業)
検体10~25gをストマック袋に採取し、専用のクリップを装着します。
装置に秤量機能が附帯しているため、ここでは正確な計量は必要ありません。
装置にストマック袋をセットし、スタートボタンを押します。
検体の秤量→希釈液の添加
検体を秤量します。
秤量値に応じて1/10希釈調製液となるように希釈液を添加します。
ストマッカー処理→希釈試料液の調製
ストマッカー処理による均一化を行い、1/10希釈試料液を調製します。
ストマック時間は任意に設定できます。
試料液の採取→段階希釈
試験管にSTEP3で調製した1/10試料液を分取し、段階希釈を行います。
希釈倍率は10-1~10-5 まで任意に設定できます。
印字(オプション)
検体名、希釈倍率(乗数)、実施日時、オペレーターなどの情報をフィルム培地上(端部)に印字します。
※印字機能はオプションです。
フィルム培地への播種
試料液をフィルム培地に滴下します。
フィルムの種類によってスプレッド処理を行うこともできます。
培養・判定(オペレーター作業)
フィルムを取り出し、インキュベータで培養します。
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製品仕様
型式 | MTFM-02 |
対応培地 | フィルム培地(メーカー不問) |
培地セット数 | 最大3種類 × 30枚 |
培地展開時N数 | 1~3(任意設定) |
ストマッカー処理 | ストマック袋:サニスペックテストバッグ推奨 一度にセッティングできる検体数:最大10 |
検体重量 | 10~25g |
秤量精度 | ±0.1g |
希釈分注精度 | ±0.01mL |
試験管 | φ16 × L150mm |
希釈倍率 | 10-1~10-5(5段階) |
処理時間 | 約4分30秒(以下の条件時) ストマッカー処理時間:20秒 10-2の試料液を2種類の培地にN=2で播種 |
オプション | 印字ユニット(インクジェット) |
本体寸法 | W1902 × D767 × H2000mm |
重量 | 約500kg(制御用PC除く) |
電源 | AC100V±10% 50/60Hz 12A |
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埼玉県入間市にある当社関東事業所(旧・株式会社ライフテック)では、秤量・分注・振とうなど多岐にわたる要素技術を組み合わせ、微生物検査前処理装置など、ライフサイエンス分野の自動化を支援する様々なシステムを設計・製造しています。