自社開発の分散機構でワークの重なりを解消!
ロボットによる高速整列で包装機への投入を省人化します!
バラ積みワーク高速整列システムは、バラバラの状態の食品を整列させ、横ピロー包装機へ送るロボットシステムです。
オペレーターは、バラバラのワークをホッパーと呼ばれる集積箱に投入するだけ。
自社開発の分散機構によってワークの密集を解消することで、ロボットによる整列作業が可能になるため、横ピロー包装機への投入作業を省人化することができます。
作業フロー
※画像クリックで拡大します
ワーク投入(オペレーター作業)
バラバラの状態のワークをホッパーに投入します。
密集解消
自社開発の分散機構によってワークの重なりを解消します。
画像認識
カメラがワークを認識し、その位置や傾きといった情報をロボットに伝えます。
ピッキング
ロボットが100個/min(*)の速度でワークを整列し、横ピロー包装機へ投入します。
(*)機械能力であり、処理能力ではありません。ワークの種類などの諸条件により異なります。
バラ積みワーク高速整列システムの特徴
1. ワーク分散機構
バラ積み状態のワークを整列される際、ワークが重なったまま供給されると、画像認識を行うカメラが1つのワークとして認識してしまいます。
また、3Dカメラなどによる三次元画像認識には、設備投資が高額になる、処理速度が遅くなるといったデメリットがありました。
バラ積みワーク高速整列システムは、自社開発のワーク分散機構によって密集したワークの重なりを解消することで、ロボットによるピッキング・整列作業を実現。横ピロー包装機への投入を省人化することができます。
2. 多品種に対応
調味料やかやくなどの小袋から、レトルトパウチなどの中袋まで様々なワークに対応します。
本整列システムを複数台並列させれば、たとえば生麺とスープを同時に横ピロー包装機に投入することも可能。
間隔を空けて投入すれば、品種の切り替えにも対応できます。
3. メーカー各社のロボットに対応
三菱やDENSOなど、ロボットメーカー各社の製品に対応しています。
SIer(システムインテグレーター)として、ワークの内容や速度、設置場所やご予算といった諸条件を考慮し、お客様のご要望に応じたロボットシステムをご提案します。
メーカー | 三菱/DENSO/FANUC/オムロン/YAMAHA/EPSON |
ロボット種類 | 水平多関節ロボット(SCARAロボット)/垂直多関節ロボット/パラレルリンクロボット/協働ロボット/直交ロボット |
言語 | SPEL+(EPSON)/eV+(オムロン)/Karel(FANUC)など メーカー各社の使用言語に対応します |
製品仕様(標準仕様)
名称 | バラ積みワーク高速整列システム |
機械能力 | 100個/min |
寸法 | W1000 × D2500 × H1500mm |
重量 | 約300kg |
電源 | 3相200V/50A |
圧縮空気 | 0.5MPa ドライエアー 200L/min |
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