DMDの高速時間変調で256階調のグレースケール露光が可能!
レジストの三次元加工にも!
マスクレス露光装置[D-Light DL-1000]は、露光によって半導体ウェハなどにパターンを描画する装置です。
DMD(Digital Micromirror Device)と呼ばれる表示素子の高速時間変調により、256階調のグレースケール露光が可能。
複雑な三次元構造もフォトマスク無しで実現できます。
マスクレス露光装置[D-light DL-1000]の特徴
1. DMDによる直接描画
DMDは、10数µm角の微小鏡面を格子状に配列した表示素子。
鏡面にLEDを光源とする光を照射し、一つひとつのミラーを傾ける(ON/OFF制御する)ことにより、パターンの画像データを基板上に直接描画します。
通常はON/OFFの2値状態を切り替えることで露光を行いますが、高速なマイクロミラーの時間変調を行うことにより、256階調の三次元グレースケール露光が可能になりました。
2. 超高精細露光モードを搭載
ピクセル補完技術を応用した超高精細露光モードを標準搭載。ミクロンオーダーで露光結果のジャギを解消できます。
スループット時間は長くなりますが、斜線や曲線のデータ再現性が飛躍的に向上します。
タクトと精度、目的に応じてご使用いただけます。
製品仕様
基板 | Max. □300mmウェハ |
露光方式 | スキャン露光方式 |
光源 | LED(光源波長:λ=385nm) |
重ね合わせ精度 | ±0.5µm以内 |
露光能力 | 400mm2/min(標準露光時) |
分解能 | 標準露光時: 0.5µm/pix ファイン露光時: 0.05µm/pix(x10), 0.10µm/pix(x5) 0.125µm/pix(x4), 0.25µm/pix(x5) |
本体寸法 | W2000 × D1300 × H2000mm |
重量 | 約1300kg |
使用環境 | 温度:22±1℃ 湿度:50±10%RH(結露無き事) |
電源 | AC100V(3A) |
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