独自の光学系と高速レーザー走査技術で処理能力と加工精度の両立を実現!
機能性フィルムへの微細穴あけ加工に新提案!
精密穴あけレーザー加工機[TLSM-401]は、500穴-1.5secの加工速度とテーパー5µm(Φ0.2mm穴)の加工精度を両立させたレーザー加工機です。
独自開発のレーザー光学系搭載によるワーク切断端部に対する熱影響の低減と、高速レーザー走査技術による高い加工処理能力が特徴です。
精密穴あけレーザー加工機[TLSM-401]の特徴
1. ワークへの熱影響を低減
タッチパネルディスプレイをはじめ多岐にわたる業界・用途に用いられる機能性フィルムの穴あけ加工は、その需要が高まる一方、機械加工では応力によるワレなどが発生し、歩留まり低下が課題となっていました。
精密穴あけレーザー加工機[TLSM-401]は、独自開発のレーザー光学系を搭載し、切断端部の熱影響を低減。
PETフィルムへのΦ0.2mm穴あけにおいて、テーパー:約5µmを実現しました。
2. 高速レーザー走査技術による高い加工処理能力
レーザーによる非接触加工においては、加工端部におけるデブリなどの熱影響対策、量産に対応できる処理能力と加工品質の両立などの課題がありました。
精密穴あけレーザー加工機[TLSM-401]は、高速レーザー走査技術による高い加工処理能力を備え、500穴-1.5secでの加工が可能です。
加工サンプル
精密穴あけレーザー加工機[TLSM-401]による加工サンプルです。
(画像クリックで拡大します)
主な用途
- 各種フィルムへの微細穴あけ
- 半導体・LED用フィルム
- モバイル・タッチパネル用フィルム
- 車載ディスプレイフィルム
- 医薬用フィルム
- 積層フィルムなどの高機能フィルム
- 食品包装フィルムなど
加工対象材質
- PET(ポリエチレンテレフタレート)
- PP(ポリプロピレン)
- PE(ポリエチレン)
- COP(環状オレフィンポリマー)
- TAC(トリアセチルセルロース)
- アクリル
- 光学フィルム
製品仕様
本体寸法 | W2100 × D2100 × H2100mm |
発振器 | RF励起CO2レーザー |
レーザー走査方式 | ガルバノスキャナ走査 加工ステージによるXY軸移動 |
ガルバノスキャナ | デジタルガルバノスキャナ |
ステージ | リニア駆動式XYステージ(Max.1000mm/s) |
位置補正 | 画像認識によるアライメント |
ワーク固定 | Max. 500 × 500mm (アルミ製ワークセットテーブルで真空吸着) |
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製造:武井電機工業株式会社